米ＣＰＩ反響〕基調的には鈍化傾向＝スパルタン・キャピタルのカーディロ氏

スパルタン・キャピタル・セキュリティーズの主任市場エコノミスト、ピーター・カーディロ氏＝１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は、前年同月比で見ると市場予想を上回った。ただ伸び率が若干ながら鈍化したことが重要だ。市場が事前に望んだほど好ましい内容ではなかったが、基調的には引き続き鈍化傾向にある。今回のＣＰＩが、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の方針を変化させることはないだろう。３月とおそらく５月の会合でも、追加利上げを決めるだろう。それぞれ２５ベーシスポイント（ｂｐ）と見込んでいる。（ニューヨーク時事）